誇れる自分であるために
自分に合った働き方やキャリアデザインを、
転職・再就職で叶えたセラピストをご紹介します。
作業療法士 経験10年目
新百合ヶ丘総合病院
私は当院に勤務するまでの5年間、精神科の病院に勤務しておりました。リハビリ職は作業療法士のみということもあり、個別・集団リハビリ・歩行訓練から福祉用具の選定・摂食嚥下訓練といったリハビリテーションの仕事全般に携わっていました。
元々、分野問わず、作業療法士の役割を果たせればと考えていたのですが、働く中でより専門性を活かせるようPT・OT・STの各職種が在籍している分野で働きたい、幅広い視点で作業療法を考えられるようになりたいと思い、急性期の総合病院への転職をしました。
精神科病院勤務からの転職は珍しいようで、入職当初は周囲の人たちから驚かれましたが職場の方たちには温かく迎えてもらえました。今まで培ってきた精神科作業療法の経験を活かしながら患者さん・ご家族に信頼され患者さんの日常生活に寄り添える作業療法士としてその役割を果たしていきたいです。
現在 内科班兼精神科リエゾンチームにリーダーとして所属
作業療法士 経験15年目
総合東京病院
私は大学を卒業後、大学病院に7年間勤務していました。結婚・出産を機に病院を退職し、3年間子育てに専念をしました。離職してから、将来の不安もあり子育てが落ち着いたらまたどこかで復職したいと考えていました。
私の住んでいる所は希望の保育園に入ることが難しいため、託児所があり子育てしながら働くことに理解をしてくれる職場を探しました。南東北グループには、リハビリ職員でも預けられる託児所がある施設があることや、子育てをしながら働いているスタッフが多くいることで、安心して復職をすることができました。
また、急性期から生活期までの幅広いリハビリが可能な南東北グループは大学病院では分からなかった生活期のリハビリの様子を知ることができることも、就職を決めた理由です。
現在 リハビリテーション科副主任としてTMSチームに所属
言語聴覚士 経験16年目
総合東京病院
私が初めて就職したのは神経内科のクリニックでした。失語症のデイケアを通して、退院後の失語症患者様の生活、リハビリテーションに携わることができました。失語症のリハビリは長期的視点で関わることが重要であり、生活期のリハビリに携わる中で、回復期リハビリテーションの重要性を感じるようになりました。
その後小児の言語発達相談等に携わった後、いわゆるケアミックス型の病院に再就職し、結婚・出産・育児を経験しました。
子どもが小学校に入学するのを機に、総合東京病院に入職、回復期病棟に勤務させていただいています。出産や育児で仕事を休んでいる間は、以前のように仕事をすることや育児との両立ができるのか悩んだ時期もありましたが、現在は皆様に助けていただきながら働くことができています。
特に、総合東京病院は、もともと休日が多いうえに、リフレッシュ休暇や時間休暇の取得も可能であり、子どもと過ごす時間を多く取ることができます。勉強会や学会への参加に力を入れている点も、自身のキャリアアップを後押ししてくれるのではないかと感じました。
現在 リハビリテーション科副主任として回復期リハビリテーション病棟に所属
作業療法士 経験5年目
東京リハビリテーションセンター世田谷
大学卒業後埼玉県内の病院で勤務し、脳血管疾患・運動器疾患を中心に、回復期、維持期、訪問リハビリテーション業務を経験し、患者様・利用者様の自宅復帰や在宅生活の継続についての支援を行っていました。
南東北グループへは5年目で転職をしましたが、転職のきっかけは2つあります。
1つ目は、新しい環境で最新の治療機材や治療方法を経験し、作業療法士としてのキャリアアップを図りたいという理由です。以前の職場では徒手療法を主に行っていましたが、採用説明会で最新機材の導入を積極的に進めていると聞き興味を持ちました。
現在東京リハビリテーションセンター世田谷では、経頭蓋磁気刺激(TMS)とリハビリテーションの併用療法をはじめ、上肢機能へのアプローチ手段としてtyro motionやMURO solution等の先進的な機材を導入しており、最新技術を用いたリハビリテーションを経験しています。
2つ目は、結婚を機に転職を考えたということです。生活スタイルの変化に合わせ、福利厚生の充実やワークライフバランスへの配慮についても重視しました。お休みも自由にとりやすく、プライベートも充実させることが出来ています。
現在 東京リハビリテーションセンター世田谷 回復期病棟に所属
理学療法士 経験1年目
江古田の森
私は今年47歳の新人です。
今まで公務員などの事務職、また営業職などを経験してきました。
母が看護師、叔父が理容師ということもあり「手に職」に憧れていました。
「机上の仕事で間接的に評価されるより、仕事が直接的に評価され、実感できるような職業は何か」と考えていました。小さいころ母に職場に連れていかれた記憶から、医療・福祉の仕事がすぐに想起され、その中でも身体の専門家である理学療法士にとても魅力を感じ、仕事をしながら夜間の専門学校に通いました。
臨床実習地が今の職場である「江古田の森」でした。
実習に来て「江古田の森」は複合施設であり、高齢者福祉に興味がある私にとっては様々な事業所で高齢者と関わることができることは魅力的でした。
また実習で出会った利用者さん・職員の方々が前向きで明るい方ばかりで、こんな雰囲気の中で仕事がしたいと素直に感じました。
そして「46歳の実習生」を受け入れてくれ、やさしく時に厳しく指導して頂きました。
就職後、新人として挨拶した際「おかえり!」とむかえていただき、安心して仕事につくことができました。
就職後も丁寧に指導を受けています。評価を直接実感できる喜びと同時に、自身の技量への反応に対する責任の重さと怖さも感じており、1日でも早く戦力になれるように努力しています。
現在 江古田の森 障がい者支援施設に所属