部署を超えて多職種と関わりながら活躍する、
「話す・聞く・食べる」のスペシャリスト。
言語聴覚士は「話す・聞く・食べる」の専門家として、疾患や症状に応じて検査・評価を行い、必要な訓練・指導・助言や援助を行います。
脳卒中後の失語症や高次脳機能障害の他に、構音障害や聴覚障害、摂食嚥下機能障害など多岐にわたる専門的な知識が求められます。通常業務の他、栄養サポートチームとしても多職種と連携を図っています。
首都圏各施設では急性期・回復期・生活期と担当者間で連携し、比較的長い経過を追うことができるのもメリットです。施設により小児から高齢者まで幅広い年齢層の方を対象としており、部署を超えて情報共有や相談できる体制づくりを心がけています。
失語症やその他の高次脳機能障害、構音障害の患者様にリハビリを行う他、ご家族への説明や指導も実施します。摂食嚥下機能障害の患者さんには安全に食べられる方法を検討します。
※総合東京病院は休憩45分、終業が17:00となります
入職7年目ST
録音機は必須ですが、マイクがあると声質の評価ができるようになります。声の録音に照れてしまう患者様もいますが「ナレーターになったつもりで楽しかった」と言ってくださった方もいました。楽しい雰囲気を作りながらも評価ができるマイクはSTにとって大事な仕事道具だと思っています。
入職3年目ST
こちらの音読台は以前、言語訓練を担当した患者様が作ってくださいました。
「原稿を机に置くと下を向いていて話しにくいね。」という何気ない会話から、画期的な装置を作っていただきました。今でも大切に使わせてもらっています。
入職1年目ST
食べるためにまず口腔内環境を整えます。急性期病棟に入院されている患者様はさまざまな理由で歯ブラシを使って歯を磨くことが難しい方が多く、ジェルやブラシを使用することがあります。保清だけではなく、口腔内に刺激を与えることで覚醒度の向上や感覚賦活化も図ります。
入職3年目ST
失語症のリハビリに使用するイメージが強いですが、構音障害や認知症などさまざまな障害に対応できる万能な道具です。
入職7年目ST
スタッフの年齢層も比較的若く、明るく活気に溢れています。定期的に面談があり先輩や上司にも相談しやすい環境です。検査道具や物品も充実しているのでさまざまな患者さんに対応でき、ローテーションを通じてさまざまな経験を積むことができます。
入職3年目ST
丘の上にあるため、窓からの景色は緑があふれ、春は桜、夏はミカン畑など患者様と四季を感じながらリハビリが行えるため自然と会話が弾みます。スタッフ間のコミュニケーションも活発で、活気のある職場だと思います。趣味や日々のでき事の話から新たな発見があり、リハビリに活かせることもあります。
入職1年目ST
回復期リハビリテーション病棟、老健、自立訓練(障害成人)、児童発達支援(障害児童)分野にSTが在籍しています。それぞれの分野で特徴があり、様々な経験を積んでいくことができる職場です。
入職7年目ST
病院で技術や知識を身に着けてから、いつか介護保険分野でも勤務してみたいと考えていました。総合東京病院で6年勤務し、7年目より江古田の森での勤務となりました。毎日忙しく分からないこともまだまだたくさんありますが、病院とは全く違う、多くの利用者さんの在宅支援や施設支援を勉強しています。