仲間と切磋琢磨しながら、幅広い経験を積むことができます。
急性期病棟では発症直後の方に嚥下機能の評価を依頼されることが多く、脳血管疾患や循環器疾患など多様な患者さんに介入します。必要時は耳鼻咽喉科医師やリハビリテーション医師と共にVFやVEを行います。脳外科の手術も多く、術前術後の高次脳機能評価を依頼されることもあります。
急性期に比べて構音障害、失語や注意障害など高次脳機能障害や認知機能に問題のある患者さんに介入することも多いです。嚥下障害のある方やご家族には、自宅に戻って食事ができるように食事方法の提案をすることもあります。在宅生活や社会復帰を見据えさまざまな場面を想定してリハビリテーションを実施しています。
退院後外来に通う患者さんの中でも特に失語の患者さんには長期で関わる事が多いです。「もの忘れ外来」から依頼を受けての神経心理検査や人工内耳術後のマッピング、復職に向けて高次脳機能障害の代償方法獲得訓練、多くはありませんが地域の機能性構音障害のお子さんのリハビリテーションを行うこともあります。
週1回半日で訪問リハビリテーションでは、構音障害や失語症の患者さんに介入します。生活の場面に入るので、ご家族から普段の様子などの情報を得られる事が多いです。介護保険分野で働くSTは少ないのですが、需要は大きいと思います。
入職7年目ST
言語聴覚士の人数は他施設と比べて多く、業務分担もしやすい環境です。勉強会では症例発表や文献抄読、各種訓練方法、嚥下食の試食なども行っています。必要時にVF・VEをはじめ、多角的に検査してもらえます。
あらゆるフェーズで充実のリハビリテーション医療を提供。
病気を発症した直後の患者さんに、言語機能や嚥下機能の評価や検査を実施し、患者さんの後遺症が残らないようにリハビリテーションを行います。また、医師や看護師、薬剤師と治療内容や経過などの情報を共有し、患者さんの治療経過に合わせたリハビリテーションを提供していきます。
言語障害、高次脳機能障害、摂食嚥下障害などの後遺症に対するリハビリテーションを行っていきます。患者さんの後遺症を詳細に検査して、症状に応じてテーラーメイドにリハビリテーションを行い、会話や食事の楽しみをもう一度獲得できるようサポートしていきます。
脳卒中後の失語症・運動障害性構音障害に対するリハビリテーション、機能性発声障害や喉頭がん摘出後の方のリハビリテーションを行います。退院後、日常生活でお困りの点をお聞きし支援していきます。専門外来では、舌小帯短縮症の手術後のお子さんへの構音訓練、補聴器外来では難聴・耳鳴の患者さんに補聴器の調整を行っています。
入職3年目ST
回復期病棟ができたことで、言語障害や高次脳機能障害の患者さんに対し、より長い期間の介入が可能となり、急性期からの経過を把握することができるようになりました。外来では術後の訓練や補聴器外来の対応もしています。
医療・介護・福祉をシームレスに提供する地域の拠点。
病気の治療を終えた後、在宅生活を送るために必要なリハビリテーションを集中的に行います。多職種と共同してリハビリテーション計画を立案し、患者さんそれぞれのゴールに向けてリハビリテーションを展開していきます。高次脳機能障害や嚥下障害などが主な治療対象です。
リハビリテーションなどの医療サービスを提供し、在宅への復帰を目指す施設です。全室個室でユニット型ケアを提供しています。在宅強化型施設として地域で在宅生活を送れるよう積極的なリハビリテーションを行います。
自立訓練という障害者支援サービスの中で、主に高次脳機能障害のある利用者さんの就労や自立した地域生活に向けてリハビリテーションを行います。STでは個別訓練や失語症のグループ訓練などを行っています。
発達・発育の遅れのある未就学児に対して、個別療育・集団療育の場を通して子どもの発達を支援します。地域全体で子どもの発達に関われるよう、外部機関との連携も大切になります。また、療育の時間だけでなく、家庭でできる支援方法を考えていきます。
入職1年目(経験4年目)ST
回復期リハビリテーション病院、自立訓練(障害成人)、児童発達支援(障害児童)分野にSTが在籍しています。それぞれの分野で特徴があり、様々な経験を積んでいくことができる職場です。
「食べる」「話す」の楽しさを取り戻してもらうためチームでアプローチ
ご自宅から施設に通ってきている利用者さんに対してリハビリを行います。高次脳機能障害、失語によるコミュニケーション障害に対して代替手段の練習し、ご家族に提案をします。また口腔ケアの確認や、嚥下状態の確認などもします。
「ご自宅に帰ること」を目標にリハビリを行います。認知症の方に対してもご自宅でできることが少しでも増えるよう、様々な方法で支援をします。介護職と情報共有し、普段の生活でも安心して過ごしてもらえるように支援します。必要に応じて嚥下状態の評価や食事形態の変更などを行います。
生まれつきの障害の方が多く、脳性まひやダウン症などによる身体障害や知的障害の方がいらっしゃいます。加齢とともに変形が強くなり嚥下障害が起きることがあるため、必要に応じて嚥下評価をしています。コミュニケーションの取りにくい方に対しては、代替手段の検討を行います。
ご自宅から施設に通ってきている利用者さんに対してリハビリを行います。高次脳機能障害、失語によるコミュニケーション障害に対して代替手段の練習をし、ご家族に提案をします。また口腔ケアの確認や、嚥下状態の確認などもします。
終末期の方が多く入所されており、嚥下機能の低下に対する評価の依頼が多い事業所です。最後までご自分で食べる楽しみを感じて頂くために、数日にわたって慎重に評価していきます。PTによる安全な姿勢の確保、栄養士による食形態の管理、介護職による適切な介助など、チームで取り組んでいます。
入職3年目ST
施設内のSTは少ないため入所施設と通所施設を兼務しています。構音障害、失語症、高次脳機能障害、認知症の方に介入しますが、最重要なのは嚥下機能の評価やリハビリで、栄養士・介護職・看護師と連携しています。楽しく食事をしていただくことにやりがいを感じます。